民泊ビジネスに欠かせない!「安心安全の民泊運営」を実現するための最新テクノロジー

2018.07.30

話題になっているシェアリングエコノミーの代表格として注目をあびる民泊ビジネス。インバウンドの外国人旅行者が増え多くの民泊ビジネスを展開する事業者が増える中、安心・安全という点においていくつか課題も浮き彫りなってきています。政府も民泊の健全な普及へ法規制の取り組みを開始しました。

本記事では、この民泊ビジネスに参入する事業者に対して「安心安全の民泊運営」を実現するための最新テクノロジーを紹介します。

民泊ビジネスにおける現状と課題点とは?

2008年に「Airbnb(エアビーアンドビー)」のサービスが開始して以降、民泊ビジネスは宿泊施設の不足や訪日外国人旅行者の取り込みなどの需要を受けて大きく拡大してきました。その急速な拡大と需要の高まりにより、民泊ビジネスは注目を集める一方で様々な課題や問題にも直面しています。
2018年6月15日には『住宅宿泊民泊事業方(民泊新法)』が施行されるなど、民泊に関する法律の整備も進んでいますが、それでもまだ利用者や民泊ホストの安全面等において不安のあるケースは多く存在しています。

なかでも課題なのは、「鍵の受け渡し」がその1つの例です。

民泊では民泊ホストが宿泊者に対して住宅・設備の鍵を渡さなくてはなりません。しかしインターネットや電話でのやり取りしかしておらず、お互いに相手の顔も分からない状態で直接会うのには抵抗があるという方も多いでしょう。
最近では、コンビニエンスストアなどで鍵の受け渡しが可能なサービスも考案されていますが、現状としてはこの「直接手渡し」か、民泊ホストが郵便受けに鍵を入れておくなどといった対応が多く取られている状態で、互いに本人確認ができないためにセキュリティ面でも危うさが残っています。

この『本人確認』は民泊ビジネスにおいて重要で、民泊運営には本人が確実にチェックインしたことの確認と本人確認書類の回収が欠かせません。
オンラインでチェックインを伝えるシステムも存在しますが、宿泊者が必ずそのシステムを使うとも限らないという課題もあります。更には鍵の受け渡しにおいて、民泊ホストは民泊施設や鍵の受け渡し場所までわざわざ出向く必要があるため、民泊ホストに大きな労力が掛かってしまいます。

民泊ビジネスの課題を解決する、最新テクノロジーとは?

この課題を解決する手段として、IoT の活用が挙げられます。具体的には、以下のようなシステムを構築することでこの問題が解決されます。

1. ドア鍵、エントランスや玄関に設置されたカメラ、人感センターなどを、
  『IoT コントローラー』で操作・監視・制御する。

2. 宿泊施設のエントランスまたは玄関前に専用の『自動チェックイン端末』を設置する。
  <自動チェックイン端末>
  ・カメラ
  ・マイク
  ・スピーカー
  ・スキャナー
   を搭載した端末で、顔認証や書類のスキャン、各種データの送信などが可能。

3. Cloudサーバ、オペレーションセンターと『IoT コントローラー』『自動チェックイン端末』の相互における連動

では、ここからはこのシステムの構築によりどのように課題が解決されるのか、詳しくご説明していきます。

『IoTコントローラーとは?』を知りたい方はこちら ▽

顔認証による本人確認と電子鍵の発行

専用の自動チェックイン端末には、「顔認証」と「書類のスキャン」の機能があります。これを活用することで、宿泊者は端末を利用するだけで自動で鍵を取得することができるようになります。

手順としては、まず宿泊者がエントランスや玄関前に設置された自動チェックイン端末にパスポートなどの本人確認書類をスキャンさせたうえで、端末に自身の顔を撮影させるだけになります。後は、自動チェックイン端末が撮影した写真と本人確認書類の写真を照合し、一致していれば自動的に電子鍵発行を発行してくれるので、そのままスムーズに宿泊施設に入ることが可能です。

これにより、民泊ホストはか鍵を直接渡しに行かなくても済むようになり、且つ端末が自動で本人確認を行なって「電子キー」を発行してくれるためセキュリティ面での心配がなくなります。さらに民泊者名簿の作成やパスポートの確認・コピーの取得が簡略化されることで民泊運営における業務の省力化が図れることもメリットの1つです。宿泊者としても、スムーズに施設に入ることが可能になるため疲れていても直ぐに部屋で休むことができるなど、ユーザーの体験をより向上させることができます。

遠隔のオペレーションセンターからのリアルタイムなチェックイン情報の監視と、ビデオ通話による遠隔対応

また、自動チェックイン端末の導入によってチェックインがあったか無かったかが確実且つ即座に記録されるため、遠隔のオペレーションセンターからリアルタイムにチェックイン情報を監視することができます。

加えて、自動チェックイン端末にはマイクとスピーカーも搭載されているので、万が一必要があれば宿泊者はオペレーションセンターとビデオ通話を行うことも可能です。

終わりに

これらの仕組みは、宿泊施設のドアの鍵や玄関に取り付けられたカメラ、人が来たことを感知する人感センサーなどのIoT機器を『IoT コントローラー』が制御して自動チェックイン端末と情報をやり取りしていることで実現されています。

本人確認・チェックイン業務を自動化することで、民泊ホストは業務におけるこれまでの手間を省きセキュリティーを向上できますし、お互いに直接合っての鍵の受け渡しがなくなるため民泊ホスト・宿泊者双方が安心して民泊を運営・利用することができるといったメリットが得られます。また、安心・安全でスムーズな民泊利用は宿泊者の体験満足度を向上させ、利用者の口コミやレビューが大切な民泊運営においてより集客を行うことが可能になるといったメリットも見込めます。

このように、IoTを活用した自動チェックインシステムが今後の民泊ビジネスをより安心・安全で便利なものへと躍進させていくかもしれません。

今回のご紹介は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうござました。

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